【朝ルーチン③】ニュースから考える「やせ志向」と私の食事ルーチン

アラ還・健康日記

こんにちは😊
今日も来ていただいてありがとうございます。

朝ルーチンシリーズも第3弾となりました。
前回は「YouTubeでストレッチ習慣をつくる」方法についてお話ししましたが、今回は《食事》について書いてみたいと思います🍖🐟🐣

詳しくはこちら → 「ストレッチを続けるコツ」についての過去記事
YouTubeでストレッチを続けるコツ & 中高年のための簡単IT活用術

今朝のニュース:「やせ」すぎる若い女性の健康リスク

今朝、ニュース番組で若い女性の「やせ」が問題視されていました。

厚生労働省の調査によると、20代女性の約2割前後がBMI18.5未満の「やせ」に該当するとのこと。
これは先進国でも特に高い割合だそうです。

令和5年「国民健康・栄養調査」の結果 厚生労働省

日本肥満学会は、やせすぎによる骨密度低下や月経異常などの健康問題に警鐘を鳴らし、これらをまとめて女性の低体重・低栄養症候群(FUS)と名付け、新たな疾患概念として提言を行いました。

背景には、SNSやファッション誌での「やせ=美」という価値観や、貧困など社会的な要因もあるとのことです。

過度なダイエットや極端な食生活が長期化すると、無月経、不妊、貧血、筋力低下、骨粗しょう症、精神的な不調といった問題に繋がりやすくなります。

正直、私は「やせ」に入ったことがないので🤣、言うと負け惜しみのように聞こえるかもしれませんが…

過去にトレーナーさんに「足が太いのが恥ずかしい」と相談したとき、「下半身の筋肉は歳を取ったら嫌でも減ってくる。歩行機能にも大きく関わるから、無理に細くしない方がいい」と言われたことがあります。

確かに若い頃は、見た目が良いことが自己肯定感につながるかもしれません。
でもその代償は、年齢を重ねてから現れるものです。

そうでなくても中高年になると、友人との会話は健康の話ばかり(笑)
若いうちはそんな日が来るなんて想像もしないでしょうが…。

あるお医者様がこう言っていました。
歳を取れば、誰でも見た目は似たり寄ったりになる。だからこそ、内面を磨いておきましょう!」と。

私自身の「食事ルーチン」と、ちょっと変わった体質の話

私の体質は少し特殊なようで、10代の頃から《低血糖》のような症状が出ることがありました。

たとえば、ダイエットを始めた直後や、昼食で海鮮丼(=糖質多めで油なし)を食べた日、または神経を使う仕事のあとなどに、突然冷や汗・動悸・ふるえ・倦怠感といった症状が現れます💦

内分泌内科の先生に相談し、検査をしてもらったところ、「インスリンの出方がちょっと遅い」とのことでした。
つまり、血糖値が上がった後にインスリンが遅れて出ることで、逆に血糖値が急激に下がり、低血糖症状が出てしまうようなのです。

この体質のため、普通の「カロリー制限ダイエット」は逆効果。
低血糖が起きてしまい、かえって体調を崩してしまいます。

でも10年ほど前、糖質制限を取り入れたところ、その低血糖症状が出にくくなりました。
白米やパンなど血糖値を上げやすい食品を控えることで、血糖値も安定しやすくなったのです。

また、糖質をとらないことで気づいたことがいくつかあります。

  • 眠くならない(午後の眠気が激減!)
  • むくみにくい(水分の保持が変わる)
  • だるさが減る(糖質の過剰摂取でだるくなる体質)

その代わり、糖質を「一口」でも食べると止まらなくなることも🤣
その後、体がだるくなって後悔します…😫

◆ 私の食事ルーチン(一例)

時間帯内容
朝起きてすぐコーヒー+MCTオイル
1~2時間後プレーンヨーグルト+きな粉
卵2個+たっぷり野菜
トレーニング後アーモンドミルク+プロテイン
家族と同じ食事(主に野菜+たんぱく質)

※あくまで私の体質に合わせた内容です。万人向けではありません。

糖質を極力減らしたんぱく質と野菜を中心にしています。
エネルギーは、脂質で摂る「ケトジェニック」に近い食事です!

健康的な食生活のポイント(厚労省推奨)

  • バランスの良い食事:主食・主菜・副菜を基本に、栄養素が偏らないよう心がけましょう。特にたんぱく質は、筋肉や内臓を作る大切な栄養素。中高年は意識して摂取することが大切です。
  • 適切なエネルギー摂取:年齢とともに食が細くなり、必要なエネルギーを摂取できなくなる場合があります。その場合は、少量でもカロリーや必要な栄養素をしっかりとれるように工夫をしましょう。また、生活習慣病などをお持ちの方は、主治医の指示に従った食事管理を行いましょう。○○だけを食べるといった極端なダイエットは、体に負担をかけることもあります。
  • 鉄分・カルシウムの摂取貧血や骨粗しょう症の予防に欠かせません。特に女性は閉経後に骨密度が低下しやすいため、カルシウムとともにたんぱく質の摂取や、定期的な骨のチェックもおすすめです。
  • 朝食は抜かない:朝食は体内リズムを整えるためにも大切なスイッチ。抜かずに食べる習慣をつけましょう。

食事バランスガイド 厚生労働省

まとめ:やせより「健やかさ」

食事は、私たちの 体と心の土台 となる大切な要素です。🍚🍖🐟🐣
特に若い女性の間で見られる「やせ志向」には、もう一度立ち止まって考える機会が必要だと思います。

年齢とともに、筋肉や骨、内臓、ホルモンバランスなど、
見えない部分こそが私たちの健康を支えています。

人間の身体は、機械のように代えがきくものではありません
特に中高年になると、病気になってから元の状態に戻すのが難しいこともあります。

身体は、食べたもので作られます。
また、動かさなければ筋肉は衰え、動きにくくなってしまうものです。

そんなことを忘れずに、日々こつこつと積み重ねながら
自分に合った健やかさを大切にしていきたいですね。