
こんにちは😊
アラ還ナースの「ごん」です。
「タバコは体に悪いのはわかってるけど、今さらやめられないよ…」
そんな言葉を、これまで何度も耳にしてきました。
でも、先日ある禁煙セミナーに参加して改めて考えてしまいました。
喫煙は、本人だけじゃなく、「家族の健康にも静かに、確実に影響を及ぼしている」んだな、と。
さまざまな立場の方々が、それぞれの思いをもってたばことの向き合い方について話すのを聴いて、帰り道に強く思いました。
「これは、ぜひブログで伝えたい!」
少し遅くなってしまったのですが、今回は、喫煙が私たちの体や暮らしに与える影響を、データや実例を交えてやさしくご紹介します。
「そろそろやめようかな」「家族のためにも考えたいな」—そんな思いを抱えている方、心配されているご家族が、最初の一歩を踏み出すヒントになればうれしいです。
結論を先にお伝えすると、日本はタバコについてまだまだ寛容ですが、タバコの害は、“ちょっと吸ってるだけ”では済まない深刻さがあるということなんです。
世界禁煙デー2025をきっかけに、「大切な家族を守る選択」を一緒に考えてみませんか?
【世界禁煙デー】は、「たばこを吸わない社会を目指す日」

タバコのリスクを“知ること”から始めよう
5月31日の「世界禁煙デー」は、WHO(世界保健機関)が定めた「たばこを吸わない社会を目指す日」です。
この特別な日には、喫煙による健康リスクや受動喫煙の問題について、私たち一人ひとりが「ちょっと立ち止まって考えてみてほしい」という願いが込められ、世界中で「タバコの害」や「受動喫煙の危険性」が発信されています。
🌐 世界禁煙デーとは?
- 開始年:1989年
- 主 催:世界保健機関(WHO)
- 日本での取組み:厚生労働省が、5月31日〜6月6日を「禁煙週間」として啓発活動を実施しています。
📌 2025年のテーマは…
「受動喫煙のない社会を目指して ~私たちができることをみんなで考えよう~」
この言葉、皆さんはどのように感じるでしょうか?
🚭 「吸う自由」も「吸わない権利」も、どちらも大切
たばこを吸う自由は、もちろん尊重されるべきもの。
でも同時に、こんなことも考えてみてください。
💡 吸わない人が健康を損なわない権利
💡 子どもや妊婦、高齢者への影響
たばこの煙による影響は、意外と大きくて深刻です。
受動喫煙のリスクは「静かな健康被害」とも言われています。
万博での記念シンポジウム:国際的視点から考える受動喫煙ゼロ社会

世界禁煙デーにあわせ、大阪・関西万博会場で厚生労働省主催による禁煙記念シンポジウムが開催されました。
開催概要
テーマ:「受動喫煙のない社会を目指して ~私たちができることをみんなで考えよう~」
会 場: 関西万博テーマウィークスタジオ(夢洲)
特 徴: 同時通訳付きで日英両言語対応
主な内容
・専門家と各国留学生による国際的な禁煙対策の意見交換
・各国のたばこ対策事例紹介
・健康寿命延伸の観点から見た禁煙の重要性
・運動・食生活・禁煙・健診・睡眠・女性の健康など総合的な健康づくりの議論
禁煙週間期間中は、大阪府内でイエローグリーンライトアップや啓発ポスター掲示も実施されています。
参加者が受動喫煙問題を自分ごととして捉え、社会全体で取り組む意識を高める貴重な機会になっています。
✨アラ還ナース「ごん」が伝えたいこと
このブログでは、「禁煙しなさい」と押しつけたいわけではありません😊
ニコチン依存は、「吸っている本人の意思だけで辞めるのは非常に難しい」ということをよく知っているからです。
私が伝えたいのは、こんなことです👇
✅ 今、たばこを巡って何が起きているのかを知ること
✅ 未来に向けて、どんな社会を目指したいかを考えること
喫煙者も、非喫煙者も――
みんなが 気持ちよく過ごせる環境づくりのために、
🌱 世界禁煙デー2025が、その小さな一歩になることを願っています!
喫煙がもたらす“本当のリスク”とは?

身体への影響は想像以上に広がる
一見、個人の嗜好に見える喫煙。でも実は、その裏に隠された深刻な問題があります。
ただの「肺に悪い習慣」だけではすまされない、
全身に影響する、静かで深刻な健康リスクが潜んでいます。
一酸化炭素の危険

- 一酸化炭素と血液中のヘモグロビンが結合し、酸素運搬能力を低下させる
- 心臓の酸素欠乏 →心筋梗塞・狭心症のリスクが上昇
- 全身に酸素欠乏症状→疲れやすさ・集中力低下など、日常生活に悪影響
血液の質にも悪影響

- 血液粘度が上昇する(血液がドロドロになる)
- 悪玉コレステロール(LDL)増加、善玉コレステロール(HDL)減少する
→ 結果として、動脈硬化が進行する
血管と心臓への影響
- ニコチンの作用で血管が収縮 → 心拍数や血圧が上昇
- 血流の負担増 → 心筋梗塞・脳卒中のリスクが上昇
発がん性のリスク

発がん性物質の種類と量
タバコの煙には約60種類もの発がん性物質が含まれています。主なものには以下があります:
- ベンゾピレン
- ニトロソアミン類
- ベンゼン
- カドミウム・ヒ素
- ダイオキシン
- シアン化水素
- タール
がんリスクが高まる臓器
喫煙によりがんのリスクが上昇する主な臓器には:
- 肺
- 口腔・喉頭
- 胃
- 膀胱
- その他多数の臓器 があります。
身近な有害物質の現実
これらの発がん物質を見てみると、普段私たちが環境汚染などで非常に敏感になっている有害物質ばかりです。それほど危険な物質を、喫煙によって直接体内に取り込んでいるという現実があります。
特に注意したい「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」
- 主な原因は喫煙
- 徐々に進行する呼吸器疾患で、
- 咳・痰・息切れが悪化
- 家事や買い物もつらくなることも…
詳しくは、『COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、喫煙が最大の原因、「肺の生活習慣病」!』で後述。
💬 喫煙のリスクは、肺だけにとどまりません!
血管・心臓・肺・代謝系すべてに影響を及ぼし、
健康寿命をじわじわと削っていくのが、喫煙の本当の怖さです。
🔎 今こそ問い直したい習慣
「人生100年時代」が現実味を帯びてきた今、これからの長い人生を健やかに生きるために、”たばことの付き合い方”を見つめ直してみませんか?
受動喫煙のリスク:周囲の人も危険にさらす

たばこを吸っていなくても――
「周囲の煙」で健康被害を受けるのが受動喫煙です。
🌀 なぜ危険なの?
- 副流煙には、主流煙よりも有害物質が多く含まれる
- 短時間の接触でも、健康リスクは無視できない
- 室内はもちろん、屋外でも風に乗って煙が拡散
🏡 家庭内での例

- 小さな子どもや高齢者がいる家庭での喫煙は特に危険
- 家族全員が有害物質を取り込んでしまうことに…
- 実際に、保育園で受動喫煙の影響が疑われた事例もあります。
🚨 サードハンドスモーク(残留煙)にも注意

「たばこの煙が見えなくても、有害物質は残り続ける」
サードハンドスモークとは、たばこを吸い終わった後も、有害物質が壁・カーテン・衣服・髪の毛などに付着し、そこから再び空気中に放出されることで周囲の人が健康被害を受けることです。
具体例
- ベランダでたばこを吸っても、衣服や髪に付着した有害物質を室内に持ち込む
- 喫煙後の部屋や車内で、時間をかけて成分が空気中に再放出される
- 床や家具に触れる機会の多い乳幼児や子どもが特に影響を受けやすい
つまり、「たばこを吸っていない場所や時間でも、見えない有害物質が残り続けている」のがサードハンドスモークの怖さです。
煙が消えた後でも、家族への健康リスクは続いているということは、喫煙者の方にも知っておいてほしいと思います。
喫煙者の”自由”だけではなく、非喫煙者の”健康を守る権利”も大切に

保健指導で禁煙の話をすると、喫煙者の方から必ず言われることがあります。
「喫煙するのは、本人の自由だ!」と。
確かに個人の選択は尊重されるべきですが、受動喫煙については別の視点も必要です。
なぜなら受動喫煙は:
- 「吸っていない人」ほど被害を受けやすい
- 「見えないけれど、確実に存在する脅威」
だからです。
喫煙者の自由と同じように、吸わない人の健康を守る権利も大切にされるべきではないでしょうか。
家族や同僚、そして社会全体で、お互いの権利を尊重し合える環境づくりを考えていきたいものです。
🔍 大切なのは「気づくこと」「知ること」
わたし自身、病院勤務時代に
受動喫煙が関与した肺疾患の患者さんを数多く見てきました。
だからこそ――
まずはこの事実を、皆が「気づくこと」「知ること」。
それが、未来を変える第一歩になると信じています。
喫煙と寿命の関係:数字で見る“損失”

🕰️ 喫煙者の平均寿命はどのくらい短い?
喫煙は、寿命を確実に縮める行為です。
その“損失”は、数字で見るとさらに衝撃的です。
📉 寿命の短縮:データで見る事実
- ✅ イギリスの研究
⇒ 喫煙者は非喫煙者より平均10年寿命が短い - ✅ 日本のデータ
⇒ 男性:約8年短命
⇒ 女性:約10年短命
つまり、🚭 喫煙は「確実に寿命を削る習慣」だと言えます。
⏱️ たばこ1本あたりの寿命の損失時間
- 🚬 男性:1本で約17分短縮
- 🚬 女性:1本で約22分短縮
💡【1日1箱(20本)で計算すると…】
- 約6~7時間の寿命が毎日失われる
- 1年で換算すれば、なんと100日以上の寿命を失う計算に
🧓 健康寿命にも深刻な影響
喫煙は寿命だけでなく、健康でいられる期間=「健康寿命」も縮めてしまいます。
- 👨🦳 男性:約3年短縮
- 👵 女性:約4年以上短縮
つまり、
🛌「寝たきりや介護が必要になる時期が早まる」可能性が高くなるのです。
日本の喫煙率と社会の変化
📉 喫煙者は“少数派”の時代へ
日本ではここ数十年で喫煙率が着実に減少しています。
これは、単なる数字の変化ではなく、社会の価値観が大きく変わってきた証です。
📊 2023年(令和5年)の最新データ(成人全体)

- 🚹 男性:25.6%
- 🚺 女性:6.9%
- 👥 全体平均:15.7%
💡 ちなみに…
👉 20年前(2003年頃)には、男性の喫煙率は50%に近い!
⇒ この20年で、喫煙者の数は約半分に減少しています。
📉 年齢別・男女別の喫煙率(2023年)

公益財団法人 健康・体力づくり事業財団 最新たばこ情報 煙草に関する統計より
年代 | 👨💼男性 | 👩💼女性 |
30代 | 29.9% | 8.7% |
40代 | 33.4% | 10.1% |
50代 | 31.5% | 11.7% |
60代 | 28.5% | 7.1% |
70代 | 16.2% | 2.3% |
✨ 全体的に減少傾向にありますが、注目すべきは70代で喫煙率が急激に下がることです。
なぜ70代で喫煙率が急降下するのか
1. サバイバー効果
喫煙による肺がんや心血管疾患により、喫煙者の死亡率が高く、高齢になるほど喫煙者の生存率が下がる。
2. 病気をきっかけとした禁煙
健康意識の高まりや重大な病気の発症により、高齢になってから禁煙する人が増加。
データが示す現実
重大な病気にかかってからの禁煙では、すでに受けたダメージを完全に回復することは難しくなります。
特に家族への受動喫煙の影響を考えると、早期の禁煙が何より重要だと感じます。
統計の数字は、健康な今のうちに行動することの大切さを物語っています。
喫煙率低下の背景と社会の変化
喫煙率減少を後押しする社会の動き
🌀 「たばこは迷惑」という意識の広がりにより、喫煙者が肩身の狭さを感じる社会風潮も強まっています。
たばこのイメージ変化

昔:男らしさの象徴、ストレス解消の手段
今:健康を害するリスク要因として警戒される存在
今が”やめどき”?
喫煙率の低下は個人の意志だけでなく、社会全体の価値観の変化を表しています。
「禁煙したいけれどタイミングが…」という方にとって、この時代の流れは大きな追い風になりますね。
時代の流れに乗ってみませんか!
👀 現場で見た“後悔の声”
病院勤務時代に実際にあった事例から──
- 🧔♂️ 40代で肺気腫を発症した男性
- 👩🦰 50代で脳卒中を繰り返した女性
どちらも長年の喫煙習慣が背景にあり、ご本人もご家族も「もっと早くやめていれば…」と、深く悔やまれていました。
🔄 選択を変えるきっかけにしてほしい
喫煙習慣は、
🌱単なる癖でも嗜好品でもなく「未来の健康を選択している」ということ。
数字が語る現実は、これからの人生を見直す大きなヒントになるはずです。
今日という日が、あなたの健康な未来への第一歩を踏み出すきっかけになることを願っています。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、喫煙が最大の原因、「肺の生活習慣病」!

そもそもCOPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、従来「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれてきた病気の総称で、「一度発症すると完治しない肺の病気」「肺の生活習慣病」とも呼ばれています。
喫煙が最大の原因で、COPD患者の90%以上が喫煙経験者です。
認知度は依然として低い状況にありますが、厚生労働省も啓発活動に取り組んでいます。
病気のメカニズム
タバコの煙に含まれる有害物質を長期間吸い込むことで炎症が起き、気道や肺胞をじわじわと破壊していきます。
一度壊れた肺の組織は元に戻せませんが、禁煙により進行を遅らすことができます。
主な症状
3大症状
- 息切れ
- 咳(せき)
- 痰(たん)
初期のサイン
- 階段をのぼると息が切れる
- 朝方に咳や痰が続く
- 風邪をひくとなかなか治らない
進行すると
- 少し歩いただけでゼーゼーする
- 寝ているときも息苦しい
- 体重減少、筋力低下
- 気分の落ち込み
医療現場での現実

私が呼吸器内科で勤務していた際、多くのCOPD患者さんと接しました。
患者さんたちは呼吸状態の悪化により入退院を繰り返し、最終的には息苦しさに苦しみながら亡くなっていかれる方を数多く看取ってきました。
ある患者さんは、その苦しさを「一日中水の中で溺れているような状態」と表現されていました。
急性増悪への注意
COPDが急に悪化する「急性増悪」は、風邪や感染症がきっかけとなります。
急に呼吸が苦しくなり、入院が必要になることもあり、繰り返すたびに肺機能がガクンと低下する危険があります。
重症化による影響
重症化すると在宅酸素療法や人工呼吸器が必要になることもあり、「息をすること」がつらくなる生活は、本人だけでなく家族にも大きな負担となります。
早期発見・治療の重要性
以下に当てはまる方は、一度医療機関で肺の検査を受けることをお勧めします:
早期の段階なら、生活改善や薬による治療で進行をある程度コントロールすることも可能です。
「もう遅いかも…」ではなく、「今からできること」を始めることが、COPDからあなたや大切な家族の日常を守る第一歩になります。
禁煙がもたらす健康効果と“変化”

体に現れる変化のタイムライン
禁煙を始めたその瞬間から、体の中では段階的に変化が起きていきます。
20分後 | 血圧・脈拍が安定し始め、手足の血流も改善 |
8時間後 | 血液中の一酸化炭素が減少し、酸素がしっかり体内をめぐるように |
24時間後 | 心臓発作のリスクが下がり始める |
2週間〜3か月後 | 肺機能が改善し、階段を上るときの息切れがラクになる |
1年後 | 心臓病のリスクが大幅に低下 |
5年後 | 脳卒中のリスクが非喫煙者レベルに近づく |
10年後 | 肺がんによる死亡リスクが半減 |
見た目と五感の変化
外見の改善
- 肌の血色がよくなる
- くすみやシミが減る
- 「顔色が明るくなった」と周りから言われる
五感の回復
- 料理が前よりおいしく感じる
- 花の香りに気づけるようになる
- タバコをやめた人だけが味わえる感覚のよみがえり
意外な効果

- 集中力の向上:仕事中の集中力が持続しやすくなる
- 睡眠の質改善:眠りが深くなり、朝の目覚めがスッキリ
- 朝の体調改善:朝の咳が減り、気持ちよく目覚められる
- 作業効率アップ:ミスが減り、時間に余裕が生まれる
健康のために始めたはずが、仕事や日常のパフォーマンスまでアップします。
心と生活の安定
精神面での変化
- 自信の回復:「自分にもできた!」という成功体験が前向きな気持ちの原動力に
- 周囲からの応援:「すごいね」「かっこいい!」という言葉がモチベーションと安定感をもたらす
経済的メリット
- タバコ代の節約額は1年で数万円
- 浮いたお金で旅行や趣味に投資できる
数字では測れない価値
禁煙によって得られる本当の効果は、健康的な感覚、心が軽くなる実感、生活全体に落ち着きが出ることかもしれません。
「やめたほうがいい」とわかっていても、一歩を踏み出すのは誰にとっても勇気のいることです。
しかし、禁煙を始めた人たちは口をそろえて「やってよかった」と言います。
一歩踏み出したその日から、未来は変わり始めます。
心と生活が静かに整っていく── それは、タバコを手放した自分への最高のごほうびです。
世界禁煙デー2025にできること:私たちが取るべき一歩

🧭喫煙を「自分ごと」として考える
「タバコは自分には関係ない」と思っていませんか?実は喫煙の影響は、すぐそばにある問題です。
世界禁煙デー2025は、その距離感を縮めて、自分自身の健康や暮らしを見直すチャンスです。
これは喫煙者だけでなく、すでに禁煙した人や最初から吸わない人も含め、すべての人が対象となる呼びかけです。
気づきのポイント
- 最近疲れやすくなった
- 風邪が長引くようになった
- 家族の健康診断で気になる数値が出た
- 知人の体調不良にタバコが関係しているかもしれない
こうした気づきが、喫煙について考える入り口になります。
正しい情報を得る
信頼できる発信元から学ぶことが大切です:
- 厚生労働省の公式ページ
- 医療機関のサイトやパンフレット
- 禁煙支援を行う公的機関
たとえば受動喫煙が子どもや高齢者に与える影響を知れば、「自分には関係ない」という思いが変わるかもしれません。
家族や職場でできる小さなアクション
家庭での取り組み:受動喫煙ゼロを目指す
タバコの煙は本人だけでなく家族の健康も脅かします。特に子どもや高齢者にとっては深刻な影響があります。
今日から始められる工夫
家の空気がきれいになると、体調が整い、笑顔が増えるという変化が待っています。
職場での取り組み:環境と雰囲気づくり

できることから始める取り組み
- 禁煙週間のポスター掲示やチラシ配布
- 分煙・禁煙エリアの見直しと整備
- 喫煙所以外の交流の場づくり
こうした工夫が、喫煙者にとっても「禁煙しやすい職場環境」をつくります。
禁煙チャレンジャーを応援する気持ちを忘れずに!
家族や同僚が禁煙を始めたときは、「応援してるよ」「一緒に頑張ろう」というひとことの声かけが大きな励みになります。
禁煙の成功には本人の努力だけではなく、まわりの理解と支えが成功の鍵になります。
🔸 応援の形はさまざま。禁煙を始めたご家族に、禁煙補助パッチをそっと手渡すのも一つのサポートです。
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いま、禁煙を考えている方へ

「禁煙したい」「そろそろやめようかな」という気持ちが芽生えることこそ、禁煙のスタートラインです。
無理なく自分のペースで
禁煙は簡単ではありませんが、一人で悩まずに工夫やサポートを取り入れれば、成功の確率は高まります。
おすすめの方法
助けを借りるのは恥ずかしいことではありません。
周囲の理解と支えは、禁煙成功への大きな力になります。
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禁煙による変化を想像してみる

禁煙後には、さまざまな体と心の変化が訪れます:
- 息切れが減って動きやすくなる
- 肌の調子が整って見た目に自信が出る
- 味覚や嗅覚が回復して食事が楽しくなる
- タバコ代が浮いてお財布にも嬉しい
世界禁煙デー2025は、あなたの「変わりたい」という想いを応援してくれる日です。
まずは小さな一歩から。「やめたい」と思った気持ちを大切にしてください。
あなたの未来は、もっと軽やかで、もっと健やかです。
まとめ|世界禁煙デー2025をきっかけに、未来の自分へ一歩踏み出そう

5月31日の「世界禁煙デー」は、喫煙と受動喫煙について考える大切な日です。このブログを通じて、喫煙が健康にもたらす深刻な影響、周囲の健康を脅かす受動喫煙の現実、そして喫煙が寿命に与える具体的な損失について少しでも知っていただけたら嬉しいです。
世界禁煙デーが示すもの
世界禁煙デーは、喫煙と向き合うきっかけとなる重要な日です。
この日を機に、「吸わない自分」で得られる健康・信頼・お金について考え、自分の人生をより豊かにする”決断”として禁煙を捉えてみてください。
未来の自分へ、今できること

「自分には関係ない」と思わず、「大切な家族を守る選択」として、喫煙について考えてみませんか?
世界禁煙デー2025をきっかけに、「変わりたい」というあなたの思いを大切にし、健康で明るい未来へ向かって最初の一歩を踏み出しましょう。
次回の記事では「禁煙を成功させるコツとサポートの活用法」を具体的に紹介します。
あなたの禁煙チャレンジを全力で応援していきます!
小さな一歩が未来の大きな変化につながると信じて、一緒にがんばりましょう!
\ ご自身や大切な人の健康のために /
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- 厚生労働省 健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~
健康日本21アクション支援システム Webサイト - 船橋市「たばこを原因とする肺の病気、それが『COPD(慢性閉塞性肺疾患)』」
https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/iryou/005/02/p097604.html - 日本呼吸器学会「B-01 慢性閉塞性肺疾患(COPD)」
https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/b/b-01.html - すぐ禁煙.jp(ファイザー)「COPD ― 主な原因はタバコの煙です」
https://www.sugu-kinen.jp/harm/disease/copd - 順天堂医院 呼吸器内科「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」
https://hosp.juntendo.ac.jp/clinic/department/kokyukinaika/disease/copd.html - 健康長寿ネット「慢性閉塞性肺疾患(COPD)の原因」
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/manseiheisokuseihaishikkan/genin.html - オムロン ヘルスケア「COPDの原因、なりやすい人」
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/guide/copd/04.html - 富士森内科クリニック「喫煙が原因の90% COPD」
https://fujimori.sms.gr.jp/topics/1252 - 千葉市医師会「たばこが原因の病気『COPD(慢性閉塞性肺疾患)』」
https://www.chiba-city-med.or.jp/column/112.html